映画「鉄道員」4Kリマスター版 26年1月に韓国で再々上映されると現地で報道

 1999年に公開された映画「鉄道員(ぽっぽや)」(監督:降旗康男)の4Kリマスター版が来年1月7日より、韓国で2015年以来10年ぶりに再上映されると2日、現地配給会社のワイドリリースが2日、発表した。

 「鉄道員」は、日本の大衆文化が韓国に開放された後、初めて公式公開された代表的な日本映画であり、初公開当時はソウルだけで、29万人の観客動員を記録。さらに、韓国にも多くのファンを持つ故・坂本龍一さんが主題歌をプロデュースしているため、坂本さんの音楽を劇場で再び聴くことができるという点でも、映画&音楽ファンの期待を高めていると伝えた。

 第117回直木賞を受賞し、大ベストセラーとなった浅田次郎氏の短編小説「鉄道員」を原作とした本作は、北の果ての小さな終着駅で、鉄道員として生きる男・佐藤乙松の物語を描く。2014年に逝去した俳優・高倉健さんが乙松を演じ、大竹しのぶ、広末涼子、小林稔侍、故・志村けんさんらが出演している。

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