【高市自民】田崎史郎氏 突然の与党多数奇襲 超極秘で3人増員工作した大物2人の名前 維新にも知らせず「2人で」 吉村代表は納得されてないと思います「筋がよくない」
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が1日、TBS「ひるおび」に出演。番組では高市自民が元維新の無所属3議員を衆院会派に加え、自民・維新の与党が衆院233議席となり、過半数を超えたことを特集した。
衆院会派「改革の会」に所属する、斉木武志、守島正、阿部弘樹の3議員。9月に日本維新から除名処分を受けていた。党執行部を批判していたとされる。
これで衆院自民党は196→199。維新34と合わせた与党勢力は230→233と過半数を超えた。
田崎氏は、野党が総結集しても内閣不信任決議案が可決できない可能性が高まり「安定した政権運営ができるようになります」と指摘した。
高市首相から多数派工作の指示を受け、水面下で密かに動いていたのは自民・古屋圭司選対委員長とされ、田崎氏は「古屋さんが動いて、それが表に出てきたのは先週金曜日(11月28日)。党内および維新に知れたのはその2日前で、内々にこういうことをやるつもりですよと。古屋さんがずっとやって、鈴木(俊一)幹事長が了承して、26日まで主に2人だけでやってらした」と解説した。
司会の恵俊彰が、維新側の吉村洋文代表は納得しているのかと聞くと「されてないと思います。維新を離党すると言って除名処分にしたわけです。除名処分にした人を自民党が拾った形で、筋としてはあんまり良くないですよ。維新にとってはおもしろくないですよ、連立を組んでいる自民党が救ってあげるわけですから」と語った。
