法政大教授 「民主政治における対話を根こそぎ否定する凶器」、高市首相「そんなこと」発言を批判→議会における討論は崩壊する

 山口二郎法政大学教授が2日までにXに、高市早苗首相の党首討論での発言に疑問を呈する投稿をした。

 山口氏は「高市のそんなことよりという言葉は、民主政治における対話を根こそぎ否定する凶器。問われた方がそんなことよりと言って明後日の話をすることがOKとなれば、およそ議会における討論は崩壊する。高市の罪は万死に値する」と記した。

 高市早苗首相と野党4党首による初の党首討論が11月26日、国会で開かれた。立憲民主党の野田佳彦代表が企業・団体献金の規制を訴えたところ、高市首相は「そんなことよりも、ぜひ定数削減をやりましょうよ」と答えていた。

 野田氏は27日にXに「『政治とカネ』の問題は、本当に『そんなこと』なのでしょうか。昨日の党首討論で高市総理が私の質問に対し『そんなことより』と述べた場面は、政治の信頼に関わる重大な姿勢だと受け止めています」と投稿している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス