ロックのボス 歴史的名盤の50周年記念盤が日本のみ12・24発売 1975年の歴史的ライブ音源も初めてフル収録
米ロック界のボス、ブルース・スプリングスティーン(76)の歴史的名盤「明日なき暴走」が1975年の発売から今年で50周年となるのを記念して、日本のみで50周年記念盤が「明日なき暴走(50周年記念ジャパン・エディション)」として12月24日に発売されることが26日、分かった。
日本独自企画の3枚組7インチ紙ジャケット仕様で、世界で初めて「明日なき暴走」をSACD-HYBRID化。海外から支給されたハイレゾマスター(96kHz/24bit)から日本でDSD化した。
2枚のボーナス・ディスクには「BORN TO RUN TOUR」から、初の正式リリースとなる1975年12月12日、ニューヨーク州ロングアイランド大学C.W.ポスト校公演をフル収録。マルチ・トラックで収録された高質なライブ音源を、24トラック・アナログ・マスターから最新のプランジェント・プロセスでデジタル変換し、ジョン・アルトシラーが新たにミックス。音質もセットリストもベストの公演で、絶頂期を迎えたブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドの圧倒的なパフォーマンスを体感できる。
この公演では「明日なき暴走」から6曲を披露し、アニマルズのカバー「イッツ・マイ・ライフ」を世界初披露。スプリングスティーンのライブで過去5回しか演奏されていないシュレルズ「シャ・ラ・ラ」のカバーも披露している。ラストの「クォーター・トゥ・スリー」ではブルースが「俺はただの囚人だ…ロックンロールの囚人だ!」と宣言して幕を閉じる。
パッケージはあまりにも有名なジャケットを初の7インチ紙ジャケット仕様で復刻。日本盤初版LPの特殊帯に、特典としてアルバム・ジャケット見開きの、スプリングスティーンがクラレンス・クレモンズの肩に手を置く絵柄のポスターを封入する。50周年記念盤日本版ブックレットには1975 BORN TO RUN TOUR DATE、主なセットリスト、ライヴMC訳などが掲載されている。
