韓国ベテラン女優 梨泰院惨事追悼式で犠牲となった21歳スタッフを哀悼、涙で言葉に詰まる
Netflix韓国ドラマ「おつかれさま」「クイーンメーカー」や映画「ソウル・バイブス」などで知られる女優のムン・ソリ(51)が29日、ソウル・光化門(クァンファムン)広場で行われた「10.29 梨泰院惨事3周年追悼式」に出席。自身とともに働いていたスタッフが犠牲者の一人だと話し、思いを伝えたと、現地メディアのXsportsニュースなどが報じた。
ムン・ソリは壇上であいさつをした後「これまで、たくさんの舞台に立って来たが、この舞台は特につらい場所だ」と言葉にしたという。
ムン・ソリは2021年に、ドラマ「大丈夫じゃない大人たち」の撮影のため、昌原(チャンウォン)市で6カ月間過ごし、その時にスタッフとアパートを借りたと説明。「当時、私と一緒に暮らしていたスタッフの中で一番年下の子、ジホと言い、その時は21歳だった。スタイリストのアシスタントだった」と述べたムン・ソリは、声を詰まらせながら話を続けたとした。
「私たちは6カ月間、一つの家で食事をし、寝起きをともにした。YouTubeを見ながら一緒に運動もしたし、夜明けに目をこすりながら起きて撮影に出かけ、夕方にはトッポッキを食べるような時間を過ごした」と回想。撮影が終わり、ソウルに戻ったジホさんは復学したが「22年10月29日、卒業制作の準備をほぼ終えて梨泰院に行き、結局…」とムン・ソリは言葉を続けられなかったと伝えた。
そんなムン・ソリは、22年11月に行われた「第43回 青龍映画賞」授賞式で、主演女優賞のプレゼンターを務め、ジホさんのの名を呼びながら「いつも重い衣装バッグを持って歩き、私と一緒に仕事をしてくれてありがとう。愛してる」と伝えた。
続けて「あなたが少し前、10月29日に天国へ旅立ったことが信じられない」「あなたのための哀悼はこれが最後ではなく、真相が究明され、責任者が処罰された後に改めて追悼したい」と述べていた。
22年10月29日、ソウルの繁華街として知られる梨泰院では、ハロウィーンイベントを楽しんでいた人々がひしめき合い、身動きが取れない状態に。ほどなくして群衆雪崩が発生し、わずか1時間で159人もの命が奪われた。
