吉永小百合 特別功労賞「これからも映画の道を歩んでいけましたら」 33年ぶり東京国際映画祭レッドカーペット彩る

 第38回東京国際映画祭(11月5日まで)のオープニングイベントが27日、東京・日比谷で行われ、オープニング作品となった映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」(31日公開)に主演する俳優の吉永小百合(80)が、着物姿で共演ののん(32)らとともに登壇した。また、長年の映画界への功績をたたえて、特別功労賞を授与された。その他にも各部門に出品された映画に出演する俳優たちが次々にレッドカーペットを歩き、開幕を華やかに彩った。

 吉永は紫とピンクを基調とした着物で装い、帯には登山家・田部井淳子さんとエベレストの写真があしらわれた。「一緒に楽しみたいと思って帯にお写真をお借りしてきました」。リスペクトを込めた衣装でレッドカーペットを堂々と歩いた。

 同映画祭は33年ぶりという吉永は、観客の数を見て「日本もこれだけ大勢の方が(映画を)応援してくださるんだと感慨深い」と笑顔。のんからは「一緒に歩けて幸せでした」と感謝された。

 「てっぺん-」では女性初のエベレスト登頂を達成した田部井さんがモデルの主人公を熱演。「このような役をやれるのは幸せ」と言い、「20代のころは山が大好きで登っていた。撮影は大変だったんでしょ?と言われるけど、楽しく富士山にも他の山にも登れたり、歩くことができた」と山での撮影も苦にせず。

 のんのクランクアップではロケ地の富山まで一人で駆けつけた。「どうしても皆さまに『お疲れさま』を言いたくてタクシーで(富山の最寄り駅から)1時間くらい走って駆けつけた」と、ともに作り上げた仲間への感謝も示し続けた。

 特別功労賞も贈られた。吉永は1959年に「朝を呼ぶ口笛」で本格的映画デビューしてから120本以上に出演し、昭和、平成、令和にわたり活躍。「これからも一歩一歩、映画の道を歩んでいけましたらと思います」。最後まで謙虚な姿勢で観客を魅了した。

 最終日の11月5日には授賞式が行われ、「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督の新作「ハムネット」がクロージング上映される。

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