【玉木代表】大阪のTV生出演、20分熱弁→元日テレ解説委員に「ずっと同じ主張」「政治は即決。裏と表がある」と最後にまとめられる
読売テレビ「かんさい情報ネットten.」が17日、放送され、国民民主党・玉木雄一郎代表が20分以上にわたり、リモートで生出演した。
途中、自民との連立政権樹立に向けた政策協議の2回目の会合を終えた維新の藤田文武共同代表が会見が始まり、玉木氏は、ワイプ画面で一緒に会見の内容をリアルタイムで見つめることに。玉木氏は、維新・吉村洋文代表が突然、議員定数1割削減を連立の「絶対条件」と言い始めたことに、「なんでこんなんが出てきたんかなー」とぼやき、「政治とカネの問題について、維新はこれまで厳しく言ってきた。(それが)なぜか、企業献金どうするか、政治資金規制の強化とか政治とカネの問題が、議員削減の話にすり変わっちゃって」と指摘。「急に(これを)持ち出してやるのは…いろんな問題があるので、臨時国会、やっぱり物価高対策やりましょうよ!これが連立交渉の条件になってるのは。なんのための連立か。原点を忘れちゃいかん」と続けた。
玉木氏の出演が終了した後、総括として、意見を求められた関西学院大学総合政策学部特別客員教授で元日本テレビ解説委員の小西美穂氏は、「維新が権力をとりにいく、ってやったわけです。いろんなリスクがあって、政策課題の優先順位もいろんな意見があるし、維新の支持層も一部失うリスクも承知済みです、と。退路を断って、権力とりにいって、自分たちの、改革政党というところを実現する、っていう。今はけっこう存在感を示してる」と勝負に出た維新の姿勢を分析。
一方で「やっぱり玉木さんは、メディアにたくさん出ていただいて国民に分かりやすい連立協議の話を伝える、っていう、これは非常にありがたい。今後の流れを作ったと思いますが、一方で、ずっと同じことの主張をしていて。政治は即決、即断とか、今のタイミングでこういう判断をする、っていうのも大事で。ここが、玉木さんの意見、全部納得する部分すごいあるんですけど、どこかで決める、っていうところがあったんじゃないかなー、と思ってしまいます。政治は裏と表がありますから」と指摘した。
