紅白司会発表 今田美桜が初の抜てき「大変光栄」 綾瀬はるかは6年ぶり 有吉弘行は3年連続

 俳優の今田美桜(28)が、大みそかに行われる第76回NHK紅白歌合戦の司会を務めることが14日、同局から発表された。今田は今年3~9月に放送された連続テレビ小説「あんぱん」でヒロインを熱演したこともあり、初めて司会に抜てきされた。また俳優・綾瀬はるか(40)は2019年以来6年ぶりの司会復帰。タレント・有吉弘行(51)は3年連続、同局の鈴木奈穂子アナウンサー(43)は2年連続の司会となった。

 NHKの“朝の顔”としてお茶の間を魅了した今田が、1年の締めくくりにもその姿を見せる。今田はこの日、司会者発表を伝えた番組公式サイトで「今年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』に続いて、放送100年という記念すべき年にこうしてご縁をいただき、大変光栄に思います」と感謝を述べた。

 紅白については「毎年家族や友人と1年を振り返りながらテレビで拝見していて、アーティストの皆さんの素晴らしいパフォーマンスからたくさんの音楽の力をもらっていました」と回想。共演の先輩たちにも触れ「有吉弘行さん、綾瀬はるかさんと一緒に2025年みなさんの素敵な1年の締めくくりになるよう、そして明るく2026年を迎えられるよう、精一杯努めたいと思います」と誓った。

 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」でナレーションを務めた綾瀬は、6年ぶり4回目となる紅白の舞台に「スタッフの皆さん、司会の皆さん、そして出場されるアーティストの皆さんと共に準備をして大みそかの様々な団らんのひとときとなりますように、そしてテレビの力で放送を通じ多くの視聴者の皆様と楽しい時間を共有し、つながっている紅白歌合戦になるよう、心を込めて司会を務めたいと思います」と抱負を述べた。

 3年連続司会の有吉は「てっきり去年までと思っていたので、年末の旅行のホテル予約をしてました」とジョークも。その上で「綾瀬はるかさんは同じ広島出身で親近感もありますし、世界陸上で見ていた今田美桜さんとご一緒できるのも楽しみです」と、豪華な共演に期待を寄せた。

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