韓国若手俳優 プロ野球の始球式で打席の子どもに剛速球投げ物議 翌日謝罪したと現地で報道
韓国ドラマ「二十五、二十一」「弱いヒーロー」などに出演し、一躍その名を広めた若手俳優のチェ・ヒョヌク(23)が9日、現地プロ野球(KBOリーグ)の始球式で打席に立った子どもに向かって剛速球を投げて物議を醸し、謝罪したと11日、韓国メディアのインサイトなどが報じた。
チェ・ヒョヌクは、仁川SSGランダースフィールドで行われたKBOリーグ準プレーオフの第1戦、SSGランダース対三星ライオンズの始球式で投手を務め、SSGファンの子どもが打席に立ったという。
チェ・ヒョヌクは中学時代に野球部で捕手として活躍し、強豪校からスカウトされるほどの実力者で、この日も野球経験者らしい剛速球を投げていた。しかし、ボールは打席に立っていた子どもの頭上へ向かい、球場がざわめいたと伝えた。当のチェ・ヒョヌクも、驚いたようにうつむきながら捕手の方へ向かったが、打席に立った子どもには謝罪せず、捕手とだけあいさつを交わした点が物議を醸した。この様子を目撃したネットユーザーからは「野球選手出身なら、もっと配慮すべきではなかったのか」など、批判の声が上がっていた。
そしてチェ・ヒョヌクは10日、ファンコミュニティープラットフォームを通して「昨日の始球式は本当に緊張して、ボールが(手から)滑った」「被害者である子どもとご両親には、今日か明日中に連絡が取れ次第、お詫び申し上げたい」と伝えたという。
