【高市自民】緊急事態 公明と決裂危機 高市総裁→妥協すれば落胆 八代弁護士「連立なくした方が健全」 田崎史郎氏「首相指名で公明が高市さんに投票しない可能性」と ひるおび

 6日のTBS「ひるおび」では、自民党新総裁に高市早苗氏が選出されたことを特集した。

 番組では、野党との連立拡大以前に、公明党が高市自民との連立について「大きな不安や懸念」を伝えていることを取り上げた。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、自公26年の関係で「極めて異例」と指摘。現状のままでは「首班指名で、公明党が高市さんに投票せず、自分の党の斉藤代表に投票する可能性もある」と語った。

 田崎氏によると、総裁交代の時は新しく連立合意を交わすが「公明党が実際作っていたのは小泉政権を想定した連立合意だったわけです。それが使えなくなった。高市さんになると、これまで色々言われてきましたねと、そこから始めないといけない。最初から厳しい注文をしているのは、そう簡単に連立合意しませんよっていう意思表示だと思います」と指摘した。

 番組では、公明党の「懸念」は「政治とカネ」「歴史認識と靖国参拝」「外国人政策」「副首都構想やと構想に疑問」などがあると伝えた。

 毎日新聞専門編集委員の佐藤千矢子氏は「普通、自民党がどこかで飲み込んで、公明党の言い分を少し踏まえたような合意文書を作るということなんですが、そこで高市さんが現実路線で、公明党の言う通り納得させるものを出されるかは未知数」とした。

 八代英輝弁護士は「高市さんカラーに多くの党員の方は投票している」と指摘。「公明党との政策合意で軽々に妥協することはできないと思う。そうなると26年続いた自公連立もなくなって、政策ごとに、となったほうがある意味健全なのかもしれません」と語った。

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