妻夫木聡 平和訴え号泣「今があるのは当たり前じゃない」沖縄戦の悲惨な歴史 思いを吐露
俳優・妻夫木聡(44)が2日、都内で行われた主演映画「宝島」の舞台あいさつに出席した。
戦後間もないアメリカの統治下、沖縄を描いた作家・真藤順丈氏の同名作が原作。主人公を演じ全国でPR活動をしている妻夫木は沖縄戦の悲惨な歴史に「同じ過ちを繰り返してはいけない。教科書だけみてなんとなく分かっている気ではダメだと思う」と会場へ強く訴えた。
地上戦となった沖縄戦では自決した家族の話に心を痛め「自分も子どもがいますし、そんな未来は作りたくないですよね。ごめんなさい…」と声を詰まらせ、号泣。「子どもたちにはやっぱり…。今があるのは当たり前じゃなく、こうやって生きていけるのは当たり前じゃないと、僕たちが伝えないといけない」と平和への思いを吐露した。
