「ばけばけ」ナレーションの蛙がなぜか不在 蛇のみ登場はラストシーンが関係?ネット考察広がる

 1日に放送されたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」では、ナレーション役の蛇(阿佐谷姉妹・渡辺江里子)と蛙(阿佐谷姉妹・木村美穂)のうち、なぜか蛇だけの登場に。ネットでは、この日のラストが関係しているのでは?の考察が上がった。

 この日の「ばけばけ」は、司之介(岡部たかし)が、知り合いという金成初右衛門(田中穂先)がもってきたウサギビジネスに手を出す。一匹5円のウサギが最高で600円になった…という話に、トキ(福地美晴)もトキの母・フミ(池脇千鶴)はダマされているのではないかと不安を見せるが、「人を見る目だけはある」という司之介に押し切られ、ウサギビジネスを始める。

 最初はとんとん拍子にうまくいき、一家は幸せな時間を過ごすが、そんな時間はすぐに終了。なんと、ウサギビジネスの話を持ってきた金成は簀巻きにされて、川の向こうに売られていってしまった。

 そんなある日、「ちょっと出る」といった司之介が家に帰ってこない。フミは酔っ払ってお堀に落ちていないといいけど…などとトキと軽口をたたき「きっと前世は蛙だったんでしょう。だけん、無事、帰る」といってトキと笑い合う。

 だが蛇のナレーションで「ですがその日、司之介さんは帰ってきませんでした」という説明とともに、宍道湖を見つめる司之介の後ろ姿でこの日は終わった。

 「ばけばけ」のナレーションは蛇と蛙のコンビだが、この日はなぜか、蛇のみの登場。蛙の声は聞かれなかった。

 ネットでは、「蛙の美穂さんが居なくて、江里子さん(蛇)だけだったのは『無事かえる』を覆すってこと?」「あーそっか。ナレーションが蛇さんだけで蛙さん不在…『その日、司之介さんは帰ってきませんでした』」「ナレが蛇さんしかいないなって思ったら…蛙がいない、かえらない…」という考察が広がっている。

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