テレ朝社長 来年WBC地上波中継ピンチ 放映権の経緯明かす「高騰した金額は我々に提示されず」ネットフリックスが獲得と 「無料視聴が大切、残念」

 テレビ朝日が30日、都内で定例社長会見を行い、西新社長らが出席した。

 来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本独占放送権を米動画配信大手「ネットフリックス」が獲得したことで地上波放送が困難な状況に言及。テレビ朝日は第1回大会から放送していただけに西社長は「まさに国民的な行事でありますので誰もが無料で楽しめる地上波で今大会もお届けするべく取り組んでおりましたけれども、その役割を果たすことができずに残念です」と受け止めた。

 今大会もテレビ朝日は放送に向けて動いていたというが「いわゆる高騰した金額をわれわれに提示されることなく、米国のMLBとネットフリックスがダイレクトに契約をされた」と経緯を明かした。

 地上波で届けるためにディレイ放送などの選択肢があるのか問われると「国民的大型スポーツのイベントは無料での視聴環境が大切。今後、われわれとしてできることはないのかというのは検討していきたい」と語った。

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