TDP 来春有明に開業 テレ朝肝いり大プロジェクト 新劇場こけら落とし公演は加藤シゲアキ原作・脚本で
テレビ朝日は25日、都内の本社で、東京・有明に来春開業する複合エンタメ施設「TOKYO DREAM PARK」(TDP)のコンテンツ発表会を開いた。施設内の新劇場こけら落とし公演でクリエイティブプロデューサーをつとめるNEWS・加藤シゲアキ(38)、オープニングアンバサダーをつとめるお笑いコンビ・サンドウィッチマンとヴァイオリニストの高嶋ちさ子(57)らが出席し、加藤が公演の概要を明らかにすれば、サンドと高嶋も新施設の活用に意欲を見せた。
TDPは多目的ホールや最新の音響設備を備えた劇場、展示場、屋上庭園もある巨大施設で、来年3月27日に開場する。テレ朝が全社的に推進してきたメディアシティ戦略の中核プロジェクトで、テレビ朝日HDの早河洋・代表取締役会長自らあいさつに立ち、開場日を発表するなど、同局の肝いりプロジェクトだ。
施設内の新劇場「EX THEATER ARIAKE」では、直木賞候補作家の加藤が原作・脚本を手がける舞台「AmberS-アンバース-」を上演。永遠の若さをつかさどる薬「アンバース」を巡るオリジナルストーリーで、なにわ男子・大橋和也(28)、timelesz・寺西拓人(30)のW主演も発表された。
加藤は「既に1回目の脚本は書き上げている。完成度は6合目くらいかな。これからどれだけ良い作品にできるか」と説明。キャスティングも担当し、寺西についてはtimeleszのメンバーオーディションを見てオファーを決めたといい、「僕は口説き落とす立場なので、彼が好きと公言している貝類を出してくれるおすし屋さんで」と会食をセッティング。「プロデューサーはこういうこともやるんだなと」と苦笑いした。
展示場では人気アニメ・ドラえもんの史上最大級イベント「100%ドラえもん&フレンズ in 東京」も開催されるなど、見どころが盛りだくさん。無限の可能性を秘めた新施設に、高嶋は「ザワつくTDPをやりたい」と番組企画を提案すれば、サンドの富澤たけしは「相方(伊達みきお)が何かをやらかした時にぜひここで。良い音を使って謝罪会見をしたい」とボケをかまして、会場を盛り上げていた。
