【The LDH Times】EXILE AKIRA 節目重なる26年をPERFECTに「後悔のないように突き進む」
EXILE AKIRA(44)が“PERFECT”を狙っている。EXILEは27日に52枚目シングル「Get-go!」を発売し、11月15日の福岡公演を皮切りに3年ぶりのドームツアー「THE REASON」を開催する。来年はEXILEデビュー25周年、自身のEXILE加入20周年に加え、LDHによる6年に1度の祭典「LDH PERFECT YEAR 2026」を控えている。さまざまな節目が重なる来年に向け、早くも熱く燃えていた。
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-4年5カ月ぶりの最新シングル「Get-go!」は、どんな楽曲。
「この歌詞を耳にしてくださった方たちが笑顔で明日への道を歩んでもらえたらという思いを込めた。我々としては、ATSUSHIくんが(療養から)復活した1発目のシングル。これまでも今のEXILEが一番だと思ってもらえる提示の仕方をしましたけど、EXILEの顔であるATSUSHIくんが戻ってきてくれると、足らなかったピースがばしっとハマった感覚。込み上げてくるいろいろな思いがある。この楽曲で、新たなEXILEの1年を見いだせると思っている」
-11月から3年ぶりのドームツアーが始まる。
「ATSUSHIくんの不在中、『ATSUSHIくんがいないから、EXILEができません』ではダメだと思った。残されたメンバーたちが何をすべきか。我々は人生の20年以上、EXILEのエンターテインメントがある。そこで感じた全てをエンターテインメントに変えて届けるべきだと思ったので、前回の『WHAT IS EXILE』という形を取った。それを経ての『THE REASON』なので、シンプルに我々の存在意義を提示しながら、皆さんが見たかった、聞きたかったEXILEをお届けしたい。これが今のEXILEのベストライブだと言えるステージをお届けしたい」
-来年のLDH PERFECT YEARの開催も発表されたばかり。
「6年前のPERFECT YEARはコロナが起きてしまった。EXILEが京セラドームで開催しようとした矢先に緊急事態宣言が発令されて、我々のエンターテインメントが止まってしまった。EXILE TRIBEの年間300本以上のライブも余儀なくキャンセルされて、会社も大変な時期だった。なんとか踏ん張って、一丸となってここまでやっときたので、すごく思い入れの深いPERFECT YEARになると思う。これまでの自分たちの思いを注ぎ込みたい」
-来年はEXILEデビュー25周年、自身のEXILE加入20周年。そしてPERFECT YEARも重なるが、来年に向けてのビジョンは。
「PERFECT中のPERFECTを目指したいですね(笑)。コロナ禍を考えてみると、いつなんどき何があるか分からない。今をかみしめて、後悔のないように突き進むべきだと思いますし、経験を踏まえて、我々のエンターテインメントをしっかり発信出来る体制を作りたい。そして、皆さんの人生の中に少しでも花を添えられる存在でいたいと思います」
-台湾に拠点があり、アジアへLDHのエンターテインメントを発信する会社「LDH愛夢悦」の代表取締役としても活動。パフォーマーの傍ら、裏方業もこなしている。
「いい環境下でやらせてもらっているからこそやれている。作って行く側、切り開いていく側にならないといけない。パフォーマーを引退してこっちに専念とか、こっちを辞めてパフォーマーに専念じゃなく、今できることを全方位でやるだけです。EXILEは来年で25周年ですが、長く活動されている諸先輩方がいる。続く世代と思うとまだ若い。そこの領域に行くには、まだまだやらないといけない。いつか背中が後輩たちの道しるべになったらうれしいなと思っています」
-最近の息抜きは。
「我慢しているけど、実は甘党なんですよ。ケーキ、エクレアとかハマったらそれだけなんですよね。いろいろ仕事が続いたら、合間にそれだけを買って、一瞬食べて、糖分注入しています。糖分を摂取すると復活します。素直に生きています」
◇EXILE AKIRA(エグザイル アキラ)1981年8月23日生まれ。静岡県出身。HIROに憧れ、16歳からダンスを始める。04年12月にヒップホップグループ・RATHER UNIQUEのパフォーマーとしてメジャーデビューし、06年6月にEXILEに加入する。08年にドラマ&映画デビュー。16年にEXILE THE SECONDに加入した。私生活では、19年6月に台湾の俳優のリン・チーリンと結婚し、22年1月に第1子男児の誕生を報告している。
