吉永小百合 佐藤浩市とラブラブ夫婦を演じる 撮影中もお父さん、お母さんと呼び合う 映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」
俳優・吉永小百合(80)が24日、主演映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」(10月31日公開)の完成披露試写会に共演の佐藤浩市(64)、天海祐希(58)、木村文乃(37)らと登壇した。
女性初のエベレスト登頂を遂げた田部井淳子氏のモデルとなった主人公・純子役の吉永は約2000人の来場者の前で「今は、本当にうれしく、とってもすてきな思いをさせていただいて、胸がいっぱいです」と感激の思いを明かした。
吉永との夫婦役で夫・田部井正明を演じた佐藤は、吉永の隣で撮影秘話を披露。「僭越なのですが、劇中で呼び合っていたように『撮影の時だけお母さんと呼んでいいですか?』とお願いをしましたが『私、子どもがいないので』と、ご冗談でそうおっしゃっていて」とジョークに驚いたという。撮影中はお父さん、お母さんと呼び合ったと明かし、吉永も「(お父さんと)呼ばせていただきました」と笑顔で振り返った。
今作で124本目の映画出演となった吉永はのんらの富山でのクランクアップの日にチョコレートをプレゼント。「雪が降って、大変だと聞いて、東京から新幹線に1人飛び乗っていったんですけども、皆さんが一生懸命やっている姿をみて胸が熱くなりました」と声を詰まらせていた。
