松坂桃李、世界陸上を国立で観戦、男子100M決勝に興奮「本当にすごい」 自身も陸上描くアニメ映画で声優
俳優の松坂桃李が19日、声優を務める劇場アニメ「ひゃくえむ。」の公開初日舞台あいさつに、W主演した染谷将太らと登壇した。
同作は陸上100メートルの一瞬のきらめきに全てをかけた、情熱と狂気の物語となる。陸上と言えば、現在開催中の世界選手権(国立競技場)が大盛況だが、松坂は「世界陸上の男子100メートルの決勝に行かせていただいた」と世界最速が決まる頂上決戦を現地に見に行ったという。
「本当にすごくて」と当時の興奮を振り返りながら、「それと同じぐらいこの作品すごいです」と熱弁。「静寂と興奮と熱が体感できるので、映像と音を存分に体感していただいて、自分が会場にいるかのような錯覚にさえ陥ると思います」と呼びかけた。
また、作品に関連して「10秒体感チャレンジ企画」が行われた。時間を見ずにストップウオッチを10秒で止めるゲームで、イベントに登壇した4人で対決。松坂は9秒68で、「(100メートルだと)とんでもない速さ」と笑った。優勝は9秒75で止めた高橋李依だった。
今作の原作は「チ。-地球の運動について-」などで知られる魚豊氏のデビュー作となる人気漫画「ひゃくえむ。」。生まれつき足の速い“才能型”のトガシの声を松坂、トガシとの出会いから100メートル走にのめり込んでいく“努力型”の小宮の声を染谷が演じる。
