三代純歌 主婦と生活社とは和解せず「ここまで悪人に仕立てて書いてることが絶対に許せない」判決は12月 勝訴の自信は「ある」

 和解協議後、取材に応じた三代純歌
 和解協議後、取材に応じた三代純歌
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 2022年に事故死したザ・ドリフターズの仲本工事さんの妻で歌手の三代純歌が報道により名誉を傷つけられたとして「週刊女性」の発行元である主婦と生活社に損害賠償を求めた民事訴訟の和解協議が19日、東京地裁で非公開で行われた。協議後、取材に応じた三代は「和解をしないということを裁判官に伝えました」と説明した。

 これまで3回にわたって口頭弁論が開かれた中、同社側から和解を提案されていたが、三代側は一貫して「お金の問題だけではないの和解には応じない」としていた。

 この日もその姿勢は変わらず、裁判官へは「和解してしまうと真実がうやむやになるのが嫌。それにやっぱり1人の命がかかってる。そういう大きな事件だと思うので、私が和解するわけにはいきません」と断言した。三代の変わらないスタンスもあってか、同社側からは和解に対する具体案は示されず、また謝罪や記事の間違いを認めるといったことも「全く無かった」といい、協議は約15分で終了した。

 原因となった「週刊女性」の記事には「ファンと報じられた男性3人を伴って病院に現れた」との記述、「胸元が大きく開いた黒い服にミニスカートという服装」との描写、「加藤茶氏が『仲本がこうなったのはお前のせいだ』と叱責した」との証言が記されたが、三代は「週刊女性さんは三つのうそを書いた」と全否定。「1人の人間をここまで悪人に仕立ててあたかも見たかのように書いてることが絶対に許せない」と憤りを示し「これ以上、仲本もいなくなって弱った人間を痛めつけるのは辞めてもらいたい」と切実に訴えた。

 三代は他に「週刊新潮」発行元の新潮社、「女性自身」発行元の光文社にも民事訴訟を起こしており、10月22日には光文社との裁判が控えている。「謝罪してほしいですし、週刊女性だけでなく、女性自身さんも週刊新潮さんも9割が作り話のうそ。ただのゴシップではなく社会的な問題」だと強調し「こんなにうそばっか書かれて生きる自信がなかったくらい大変だった。仲本が亡くなっての3年間。本当に一生懸命やってきたので真実が明るみに出てほしい」と願った。

 主婦と生活社への民事訴訟の判決は12月12日。勝訴の自信については「あります」と即答した。

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