“BTSの生みの親”事務所会長 詐欺的不正取引疑惑で警察へ出頭 現地マスコミに「誠実に対応」とコメント

 “BTSの生みの親”である、芸能プロダクション・HYBE創設者のバン・シヒョク会長(53)が、調査を受けるためソウル警察庁へ出頭したと15日、現地メディアのXsportsニュースなどが報じた。

 記事によるとバン会長はこの日、金融犯罪捜査隊から資本市場法違反(詐欺的不正取引)容疑に関する被疑者として、調査を受けるという。

 これに先立ちバン会長は、2019年から20年までHYBEの企業公開(IPO)を準備しながら、投資家たちに「上場計画がない」と案内した疑いが持たれているほか、知人が設立したプライベート・エクイティ・ファンド(PEF:非公開株式への投資を行うファンド)に、既存投資家のHYBE株式を売却するよう誘導し、当該PEFと売却差益の30%を共有する契約を結んだとされている。

 バン会長が捜査機関に出席し、調査を受けるのは今回が初めてとなる。

 バン会長は、車から降りるとフォトラインに立ち「私事でご心配をおかけして申し訳ない。今日、警察の調査に誠実に対応する」と短く謝罪の意を伝え、警察へ入って行ったと伝えた。

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