橋下徹氏 維新と連立なら自民党大阪府連が猛反発する、どうするのか→茂木敏充氏の答えにさらにツッコんだ

 自民党総裁選に立候補を表明している茂木敏充衆院議員が14日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、橋下徹氏から連立をめぐる質問に答えた。

 橋下氏は「もし仮に、維新と連立という話になってくると大阪の自民党の人たち、大阪府連は猛反発すると思います。大阪では19選挙区みんな維新ですから、維新と組んでしまうと自民党の国会議員は大阪で芽が出なくなるとものすごく反発してると思う。どうされるんですか」と尋ねた。

 茂木氏は「当然そういう反応は出てくると思います」と応じ、「どの党と連立するにしても選挙区調整が必要になってくる。たしかに大阪において小選挙区でひとつも勝てていないという事実があります。じゃあ、どうするんだと。まずは連立を組むというか危機感を共有して、それから考えないと。最初から選挙区調整から入ったらどの党とも連立の話は進まない」と選挙区調整は後に回しても対応できる考えを示した。

 橋下氏が「じゃあ総裁選で大阪の自民党票、国会議員票、一般票が失われても、連立を重視するということで」と尋ねると、茂木氏は「それは致し方ないと思います」と答えた。

 橋下氏は続けて「連立の協議でちょっと気になっているのは」とし、「日本維新の会は独特の政党で、国会議員がすべてのものごとを決めるわけではない。藤田さんは国会議員の49票を集めた人ですけど、維新の会は国会議員も地方議員も一般党員も同じ一票を持っていて、8500票を集めた吉村さんが決定的な決定権を持っています。吉村さんは大阪の政治グループに支えられている、大阪側との協議はこれからされるんですか?」と尋ねた。

 茂木氏は「日本維新の会にしても、国民民主党にしても新しい総裁が決まらないかぎり具体的な協議は始められないと思います。吉村さんとは万博前に大阪を訪問したときに、一緒に仕事しながら議論もしてますし、いつかお話ししたいと思っています」と話した。

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