北村匠海「自分は朝にそぐわないんじゃないかと」役者人生19年にして初めての朝ドラ出演 「映画では血だらけだったり」
俳優の北村匠海が12日、NHK「あさイチ」に生出演。「あんぱん」で念願の朝ドラ初出演果たした時の思いを口にした。
連続テレビ小説「あんぱん」で「アンパンマン」の生みの親・やなせたかしさんをモデルにした柳井嵩を1年間演じた。子役として8歳でデビューした北村にとっては、27歳で初めての朝ドラ出演となった。オファーされたときを振り返り、「ボクは朝ドラに出たことがなかったので。ホントにご縁がないものだと思ってたんですよ。かたや映画では血だらけだったりもしたり、そういう役回りがどんどん多くなってきた中で、勝手にですけど、自分は朝にそぐわないんじゃないかという、勝手な自分自身への偏見を持ってた」と、それまでは諦めモードだったと明かした。
そんな思いを抱いていたところへのオファー。「それがやなせたかし大先生のお話でというところで。これはもうある種、使命みたいなところをちゃんと感じながら。バンド活動での自分の言葉がきっかけだというのをオファーの理由としていただいたので、自分の人生を肯定していただいてるような感じもして」と振り返った。そのときの感情について「うれしかったのはもちろんですけど、すごく責任を感じながらでしたね」と話していた。
