イ・ビョンホン「トロント国際映画祭」授賞式にパク・チャヌク監督と参加 特別功労賞「非常に誇らしい」
俳優のイ・ビョンホン(55)が、カナダの「第50回 トロント国際映画祭」(TIFF)で、映画の発展に貢献した功績が認められ「TIFFトリビュートアワード」特別功労賞を受賞し、授賞式にはパク・チャヌク監督(62)と出席したと11日、韓国メディアのスポーツ京郷などが報じた。
パク監督は「26年前から友人であるイ・ビョンホンが、多くの映画やドラマで多彩なキャラクターを演じている姿を見るたびに、感嘆を禁じ得なかった。普段は不器用で、いたずらを楽しむやんちゃ者が、どうしたらこんなに偉大な演技者になれるのか、信じるのか難しいくらいだ。私の研究結果はこうだ。彼の演技に表れる非凡性は、人間の平凡性に対する深い理解に基づいている。誰よりも謙遜し素朴だからこそ、可能な洞察力が作品の中のキャラクターに、唯一無二の味わいを与える。私たちはそれを“非凡な平凡さ”と呼べるだろう。非凡なビョンホンさん、改めてお祝い申し上げる」と祝辞を述べたと伝えた。
そしてイ・ビョンホンは、パク監督にお礼を述べた後、「TIFFに参加するのは今年で5回目だが、この偉大な映画祭の小さな部分でもご一緒することができて、非常に誇らしい」「35年前、テレビドラマで演技を始めたが、心の中ではいつも映画愛があった。そして2000年に、パク・チャヌク監督の『JSA』で、いよいよ興行映画に出演するという夢を叶えることができた」と回想した。続けて「この賞は、私だけのためではなく、これまで韓国文化が世界で成し遂げて来た誇らしい業績と、成長に対する認定だと考え、謙虚に受け止める」と受賞コメントを締めたという。
