NewJeansプロデューサー 誹謗中傷したネットユーザーを大規模告訴 避けられぬ「和解金ビジネス」の指摘

 韓国のガールズグループ・NewJeansの“生みの親”として知られるアドア(ADOR)前代表のミン・ヒジン氏(46)が、自身を誹謗中傷したコメント作成者らを相手取り、大規模訴訟を準備中だと11日、現地メディアのDispatchが単独で報じた。

 記事によるとミン前代表は、韓国で誹謗中傷告訴の専門家として知られるチェ・ギュホ弁護士を、法定代理人に選任したという。チェ弁護士は、かつてセウォル号の海兵警察を卑下するインタビューで議論を呼んだ、料理研究家でYouTuberのホン・ガヘを弁護したほか、故ク・ハラさんの元恋人で、ハラさんを脅迫したチェ・ジョンボム氏などの誹謗中傷コメント告訴を代行している。

 Dispatchは、ミン前代表がネットユーザーに送った告訴状を入手したとし、該当の訴状には誹謗中傷を含むコメントを証拠として収集し、300万~400万ウォン(約30万~40万円)の賠償金を請求していると伝えた。

 ただ、告訴状には「いつでも和解が可能である」という文言が追加されており「電話をすれば、円満な和解のための対話をする意思がある」と、電話番号が記述されているという。

 そんな中、被告人の一人が同メディアの取材に応じたといい「(ミン前代表の)和解金は、最低200万ウォン(約20万円)から始まった。それ以下では、和解はできないと言われた」「警察の捜査を避けるため、和解した人々もいた」と伝えた。

 ミン前代表の誹謗中傷訴訟の結果は、今後も順次明らかになる見込みだとし、同時に「和解金ビジネス」という、一部からの指摘も避けられないだろうと伝えている。

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