池脇千鶴 ヒロインから24年後に朝ドラ再登場 国民的アニメの母を意識「家族を支える床になれたら」

 俳優の池脇千鶴(43)が8日、東京のNHK放送センター内で、同局の連続テレビ小説「ばけばけ」(29日スタート。総合、月~金曜、前8・00)の試写会に登場した。

 本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく中で埋もれていった人々を描く作品。池脇はヒロイン・セツ(高石あかり)の母・フミを演じる。

 試写会後の会見に登場した池脇は、冒頭のあいさつで「フネ役をやっております池脇千鶴でございます」と自身の役名を言い間違えて「ございますっていうと、『サザエさん』のフネさんと、フネさんとごっちゃになっていて」と苦笑い。「でも勝手にフネさんみたいになれたら良いなと。穏やかで朗らかで、時に誰かが間違えたりやぼなことを言ったらちょっとたしなめる、そんな家族を支える床になれたらなと思っていました」と語った。

 すると夫婦役で共演する岡部たかしが「それは僕も一緒で、波平をイメージしていた」と合いの手を入れると会場からは笑い声があがって大盛り上がり。池脇は「通じ合っていましたね。良かったです」と笑った。

 池脇は2001年後期の朝ドラ「ほんまもん」のヒロインをつとめ、このほど24年ぶりの朝ドラ再登場。今作について「(台)本を読んでいて楽しい話だなと思っていました。堅苦しい話ではなく、忙しい朝に流して見るのがちょうど良いのかなと思っていたんですが、完成したものを見たら、集中して見てしまう。次が気になるなと。私もオンエアが気になります」と語った。

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