「べらぼう」田沼意次退場と阪神Vが重なる偶然 ネット「渡辺謙の日」と騒然「田沼おろし、六甲おろしだ」
7日に放送されたNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、田沼意次(渡辺謙)がついに失脚。渡辺はこの放送回でクランクアップとなったが、奇しくもこの日、渡辺が大ファンの阪神がリーグ優勝。ネットでは「阪神優勝と引き替えに田沼様失脚」などと話題となった。
この日の「べらぼう」ではついに、老中首座に松平定信(井上祐貴)が付き、質素倹約を掲げて厳しく風紀を取り締まるようになる。田沼意次が打ち壊しを収めたにも拘わらず、自分の手柄のようにする定信を面白く思わない蔦重(横浜流星)は、豪華な狂歌絵本を作ろうと画策。だが大田南畝(桐谷健太)が定信を皮肉った狂歌を作ったなどとして処罰対象になるなど、世の中はどんどん窮屈になっていく。
これに蔦重は田沼のもとを訪れ、田沼が作り出した世が「好きだった」と告げ、「私は書をもって世に抗いたい」と訴える。そのために「田沼様を貶めます。お許し頂けますか」と頭を下げ、田沼を貶めているように見せつつ、実は定信をからかうという黄表紙を作ることを決意する。その後意次は失脚し、田沼派は一掃される。
これまで蔦重のやることを応援してきた田沼が、ここにきてついに登場終了。ドラマ公式Xでは「今日の放送回の収録でクランクアップを迎えた渡辺謙さん」とあり、「感想を伺うと『江戸城からの開放感!』と満面の笑み」と記されている。
江戸城から解放された田沼意次だったが、奇しくもこの日、渡辺が大ファンの阪神がリーグ優勝を果たした。「べらぼう」放送中も試合が行われていたが、ファンは、田沼退場と阪神優勝を重ね「阪神優勝と引き替えに田沼さま失脚。中の人はさぞお喜びであろう」「やっぱり森下先生がすごい!!阪神が優勝を決めた日に阪神ファンのケン・ワタナベ大河退場」「意次も、阪神もイイネと君が言ったから、九月八日は謙さんの日」「田沼意次退場回を放送した日に阪神セリーグ優勝は、渡辺謙の日と言っても言い過ぎではない」「石破おろし、田沼おろし、六甲おろし」など盛り上がりを見せていた。
