田崎史郎氏、異例の日曜辞職会見の石破総理に「正直じゃない」関税交渉区切りは後付けとバッサリ
政治評論家の田崎史郎氏が7日、テレビ朝日系「有働Times」で、石破茂総理の自民党総裁辞任会見に言及。石破総理はこの時期の辞任について日米関税交渉で「1つの区切りがついた」タイミングだと説明していたが、田崎氏は異例の日曜会見であることから、「正直じゃないところが交ざっている」と指摘した。
総裁選前倒しを決める投票を翌日に控えた7日に、電撃辞任を表明した石破総理。なぜこのタイミングでの辞任なのか?石破総理は会見で、日米関税交渉について一つの区切りが付いたため、と説明しているが、田崎氏は「(石破総理に)ご苦労様と認めた上で申し上げますと、日米交渉、金曜日に決着してるわけですよ。それならば金曜日、土曜に会見してもいい」と指摘。
にも係わらず、田崎氏が「異例」という日曜日の辞任会見となったのは「おそらく菅さん、小泉さんの説得受けるまで辞めるつもりがなかった」と、菅義偉元総理、小泉進次郎農水大臣との会談前までは前倒し投票も辞さない姿勢だったのでは?と推察。「今になって関税交渉の話を出していますが、なら土曜日に会見されたらどうですか?日曜日は異例なんですから、正直じゃないところがところどころ交ざっている」と、関税交渉については後付けだと指摘していた。
