乃木坂46 全開!神宮球場で「真夏の全国ツアー」ファイナル公演 全員がヒロイン!7都市16公演完走
アイドルグループ・乃木坂46が7日、東京・明治神宮野球場で「真夏の全国ツアー2025」の最終公演を開催した。今回は同会場での第10回公演となり、4日間で120曲以上を披露して計15万2000人を動員。“全員がヒロイン”をテーマに7都市16公演を完走し、ツアー総動員数は26万人を記録するなど、改めてグループの勢いを示した。
ド派手な、打ち上げ花火とともに、恒例のツアーを締めくくった。賀喜遥香(24)は「この暑さに負けないくらいタオルを回して熱くなれ!!」と激しくあおり、「ガールズルール」など夏曲を披露。真夏に野外で4日間120曲超の熱いステージで盛り上げた。
“全員がヒロイン”をテーマに、メンバーがセンターを務める日替わりブロックでも魅了。賀喜は「ここにいるみんなが主役です。みんなで歌いましょう」と涙を流しながら「Sing Out!」をファンとともに歌唱した。さらに、2月に加入した6期生にとっては初のツアーでもあり、同期でのみの歌唱を披露するなど“新たな乃木坂46”とともにグループとしての総合力を示した。
同所では2014年から公演をスタート。今世紀に単独ライブを開催したアーティストは乃木坂46のみで、グループにとってはまぎれもない“聖地”だ。明治神宮野球場公演10thメモリアルソング「真夏日よ」は、各地では選抜メンバーによる披露だったが、神宮では全員で歌唱し、特別な瞬間を迎えた。キャプテンの梅澤美波(26)は歴代の先輩たちに思いをはせ「神宮での物語は、きっとこれからも続いていく」と万感の思いを語った。
同曲と「乃木坂の詩」パートでは上空で総数1100機の大規模なドローンショーも彩った。観客席からのかけ声と、ドローンが夜空に描き出す文字がシンクロし新たなコール&レスポンスの形を表現。ドローン一機一機の発光を電光掲示板のように制御する生成AIプログラムを新たに開発し、導入するという演出面でも最先端を走る。
世代は変わり、今年は与田祐希、佐藤楓、中村麗乃が卒業するなどメンバーが入れ替わっても、圧倒的な力を見せ続ける乃木坂46。賀喜は「みんな大好き!」と思いを伝え、久保史緒里(24)は「今日が終われば乃木坂の夏は終わります。また来年、この場所で会いましょう!」と約束した。
