B&ZAI グループ単独主演舞台 2カ月で3都市50公演駆け抜ける グループ名義の新曲も初披露
STARTO ENTERTAINMENTに所属するジュニア内の8人組グループ・B&ZAIが5日、東京・新橋演舞場でグループ単独主演舞台「ANDO」(28日まで同劇場ほか)の初日を迎えた。開幕を直前に控えた公開通し稽古後には取材に応じ、10月下旬まで3都市で全50公演を行う長丁場の中で、エネルギッシュなパフォーマンスを届けることを約束した。
“バンド”をテーマに、青年たちの絆や葛藤をハートフルに描くオリジナル舞台。歌やバンド生演奏にダンスやアクロバットなどB&ZAIの多彩な持ち味が詰まったステージで、グループ名義の新曲「Ain’t No Dream Over」も初披露された。矢花黎(25)は「ある意味でB&ZAIしかできない舞台。見に来てもらった人に新感覚だと思ってもらえれば」と自信を見せた。
若き才能が結集した。構成・演出・振付には国内外多くのアーティストの振付を手がけるダンスアーティストで、GANMIのリーダーをつとめるSota氏が担当。脚本は翻訳・訳詞などマルチに活躍する福田響志氏が手がけた。
作品を作るに当たり、10人そろっての食事会を開いた。本高克樹(26)が「まずはB&ZAIを知ってもらうところから始まった。そこで話した内容も脚本に組み込まれている。手を取り合って作っていけたのかな」と話せば、橋本涼(24)も「(作中の)掛け合いは、本当にご飯食べている時みたい」と語った。
川﨑星輝(20)が「B&ZAIの空気を生で感じられると思います」とうなずくように、舞台上に限らずグループとしての一体感は健在。この日が誕生日の鈴木悠仁(21)は、メンバーから祝福されたといい「ケーキをもらって、楽屋でいただきました」と感謝した。
約2カ月で50公演とタフなスケジュールだが、稲葉通陽(19)が「ケガなく頑張ります」と完走を誓えば、菅田琳寧(27)は「ロングスパンになるが、B&ZAIすげーなと言ってもらえるように」と力こぶを作った。
リーダーの今野大輝(25)は「メンバーの8人、舞台に立つ後輩たち、スタッフさんなどたくさんの人に支えられてこの舞台は成り立っている。ファンのみなさんにも盛り上げてもらって、一緒に50公演を駆け抜けたい。応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。
