上田正樹76歳 万博会場で「悲しい色やね」 衰えぬ歌声を披露し「ずっと歌い続けます」
歌手の上田正樹(76)が4日、大阪・関西万博会場で行われた「EXPO JAZZ&BLUES フェスティバル」に出演した。
神野美伽、憂歌団の木村充揮、庄野真代と大阪出身の歌手たちがステージを彩る中、トリで登場した上田はアップテンポな「That’s All Wanna Do」をノリノリで歌い上げると、名曲「悲しい色やね-OSAKA BAY BLUES-」を披露。76歳になっても衰えない声量で、伸びやかに、そして情感たっぷりに歌い上げた。
MCでは「音楽で大事なのは絶対にLOVE&PEACEです。世界が一日も早く本当の意味で平和になる、人と人がみんな手をつなぎ合う、そんな世の中になるために上田はずっと歌い続けます」と、生涯現役を宣言し、観客から大きな歓声と拍手を浴びた。
イベントの司会を務めた今田耕司からコメントを求められた上田は「めっちゃ気持ちいいね」と即答。「みんなに感謝します」と、会場を埋めた観客へ頭を下げていた。
