織田裕二“ドキドキ”してキタ~ 東京・世界陸上開幕まで1カ月「年ですから。ムチャさせないで」

 俳優の織田裕二(57)が、スペシャルアンバサダーを務める陸上の世界選手権(9月13日~21日、東京・国立競技場)の開幕までちょうど1カ月となった13日、都内で取材に応じた。

 刻一刻と近づく大舞台に興奮しているのは選手だけではない。織田は「何百日前から『世界陸上が東京であるよ』とやってきて、『まだ早くない?』と感じていた。1カ月となるとドキドキしちゃいますね」と抑えきれない高揚感を語った。

 大会が近づき、スペシャルアンバサダーとしての関わり方も「大分見えてきた」という。大会中は想像以上にハードな予定が組まれており、「これは大変。(大会の盛り上げを)お手伝いできればと思っていたんですが、そんな甘いものじゃない。途中で倒れないといいなと、心の整理ができないぐらい動揺している」と、笑いながら率直な心境を明かした。

 これまでTBS系「世界陸上」のメインキャスターを25年務め、2022年のオレゴン大会で卒業。2月には「そろそろビールを飲みながら見たい」と願望も語っていた。今大会は激務が予想されるだけに「(ビールは)スキがあれば。その夢はかなえられるかどうか分からないですね。飲んでてもおおめに見てください」と笑わせた。さらに「もう年ですから。ムチャさせないで」と本音ものぞかせた。

 この日は東京スカイツリーを大会メインカラーの江戸紫にライトアップするセレモニーにも参加。東京で行われるのは1991年以来34年ぶりの大舞台へ、「僕らにとっては戦場かもしれないけど、二度と味わえない東京での大会。一つ残らずこの目に焼き付けたい」と開幕を心待ちにした。

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