有村架純 福山雅治のめい役で初共演「圧倒的な存在だった」
俳優の有村架純(32)が11日、都内で、映画「ブラック・ショーマン」(9月12日公開)の完成報告会に、主演の福山雅治(56)と出席した。同作は、東野圭吾氏による小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」が原作。福山演じる元マジシャンが殺人事件の謎に挑む姿を描き、有村は福山のめいを演じる。
福山のオールブラックの衣装とは対照的に、赤のワンピースで登場した有村は「10月の秋口に撮影したけど、福山さんを始めとするキャストスタッフ非常に穏やかで和やかで、作品とはまた別に優しい空気が流れていた現場だった。チームワークの良さがまるっと作品を包んでいるような気がする」と笑顔を見せた。
おじと姪でバディを組む設定で、福山と有村は初共演を果たした。福山が「有村さんは本当に実力があるなと思った。ブラック・ショーマンの世界は非現実的な所があるけど、非現実世界を現実とつなげてくれる存在が有村さん。心からのお芝居をぶれずにやられていて、甘えさせてもらった」と語ると、有村は「恐縮です」と頭を下げた。
一方の有村は「映画賞の場で、福山さんとお会いさせていただいた時に『いつかご一緒させて頂けたらうれしいですね』と話していたけど、かなうのが早かったなと思って」と感激。現場での福山の佇まいについて「歩まれてきた歴史の背景をすごく感じた。圧倒的な存在だった」と尊敬のまなざしを向け、福山も「恐縮至極です」と頭を下げた。
