原田龍二 自然と涙あふれた撮影を回想 戦後80周年平和祈念映画で主演
俳優・原田龍二が9日、都内で行われた、主演を務めた戦後80周年平和祈念映画「ハオト」の公開記念舞台あいさつに高島礼子、石田隼らと出席した。
同作は太平洋戦争中の精神病院を舞台とし、外界との対比で、戦争の狂気を描いた。原田は戦争や軍を批判し、病人扱いされた元エリート海軍兵を熱演した。
撮影に入る1年前に監督から直接オファーを受けたという原田は「最初はふざけてるのかと思った」と苦笑い。それでも「『この作品で勝負を賭けたい』という一文を見た時に本気だというの伝わってきた」とし、快諾をしたという。
作中では、石田演じる弟が特攻隊員として出撃する際に涙を流すシーンが見どころの1つとなっている。
撮影を振り返り原田は「軍服を着た石田君を見てこのシーンはうまくいくなと勝手に思った」「自慢じゃないけど泣くお芝居ができなくて、なのであれはお芝居よりも単純に原田龍二がそこにいて、石田君の感情を僕が受け取ったっていう場面だった」と、自然に涙がこぼれた場面だったと明かし、「当時日本の至る所で今生の別れという、あんな別れしなくてもいいのに、した方がたくさんいたんだっていう悲しい気持ちになった」と話した。
