市川中車 二役務める息子の團子に感無量「大車輪の活躍をしなければならない」
歌舞伎俳優・市川中車(59)が30日、都内で行われた「立川立飛歌舞伎特別公演」(10月23~26日、立川ステージガーデン)の製作発表に尾上右近(33)、市川團子(21)らと出席した。
「連獅子」とともに上演する「新説 小栗判官」は中車の父、市川猿翁が復活上演させた「當世流小栗判官」をもとに藤間勘十郎が脚本・演出・振付を手がけ、中車は横山大膳役を、息子の團子は小栗判官と浪七の二役を務める。
中車は「(團子は)浪七も務め、大車輪の活躍をしなければならない。立川立飛歌舞伎に團子が2年ぶりに戻ってきてこの二役を務めることは僕自身、感無量でございます」と喜びをかみしめた。
