ＢＳ－ＴＢＳは２９日、タレント・小籔千豊と元モーニング娘。で歌手・タレントの後藤真希が初ＭＣタッグを結成した音楽番組「小籔＆ゴマキのうたばなし」を８月２３日と同３０日に放送することを発表した。

　ゲストの人生に大きな影響を与えた楽曲を聴きながらその音楽観や人生を深掘りする番組で、２３日回にはゲスの極み乙女をはじめ、小籔も属するジェニーハイなど五つのバンドを掛け持ち活動する川谷絵音が、３０日回には元ＢｉＳＨのアイナ・ジ・エンドが登場する。

　川谷は「幼少期、歌に自信を持った曲」として、美空ひばりさんのとある名曲を選出。故郷の五島列島で歌った経験が歌手を目指すきっかけになったという幼少期から、ジェニーハイの結成秘話などを明かし「久しぶりにジェニーハイの結成秘話をロングトークで聞きました。あの話は多分８０回ぐらい聞いてる気がするのですが、久しぶりに聞くと自分でも改めて思い出せたのでよかったです」とコメント。「美空ひばりさんの曲はちょいちょい本に書いたりはしていましたが、なかなかこうやって話す機会はなかったので珍しいと思います」とアピールした。

　ハスキーボイスが魅力のアイナは、椎名林檎の名曲を「エレキギターのような声にドハマりした曲」として選び、ＢｉＳＨ時代からその独特な歌声に近づこうと練習を重ねたというエピソードを披露。上京して歌手になるまでの苦労の日々やソロアーティストになってからの悩みなども明かした中、後藤とは初対面だったとし「私からするとスーパーレジェンドアイドルなんですけど、その方を目の前にして、自分のアイドル時代のエピソードを悠々と語らせていただきました。『アイナ何語ってんねん！』ぐらい語れたので、そのエピソードも含めて見ていただきたいです」とアピールした。