「あさイチ」妻夫木聡が涙…八木上等兵の凄み伝わり「一緒に号泣」「こちらも涙目」ネットも泣く…。
28日のNHK「あさイチ」には、俳優の妻夫木聡がゲスト出演した。
戦後80年。2006年公開の主演映画「涙そうそう」で2カ月間、滞在してから第二の故郷となっている沖縄ロケのVTRが流された。コザでは観光協会の方々もすっかり顔なじみ。博多大吉が「よっぽど行ってらしたんだなって。観光協会の方が一個も驚いてないのが驚き。普通、うわってなるじゃないですか」と驚くと、妻夫木は「しょっちゅう行ってます。ひげもそらずにタオルをまいて、ふらっといくので気付かれないという。地元感があるのでコザの町は、僕にとって」と笑顔を浮かべた。
その後、宜野湾市の佐喜眞美術館を訪問。連作絵画「沖縄戦の図」を前に涙するシーンが流され、妻夫木は「初めてこの画を見たとき『知っていないといけないこと』を知ったというか。本当の意味で声を聞いたというか」と吐露した。
スタジオで改めて「沖縄戦の図」について聞かれると、再び涙を流し「ごめんなさい…『沖縄戦の図』は現実なんですよね。夫が妻を、若者が年寄りを自分で手にかけて、そういうことがつい80年前まで起こっていた。知ってないといけないし、忘れちゃいけないし、これからも考えていかなきゃいけない」と思いを語った。
ネットも涙。朝ドラ「あんぱん」の戦争パートで八木上等兵を演じた際の凄みの背景が伝わるとの声も多い。Xでは「沖縄に心を寄せる妻夫木さんの涙に私も涙が溢れました。たくさんの人に見て欲しい。」「妻夫木さんの八木上等兵に対する思いの強さが理解できた 顔付きが普段とは丸っきり違うのは役者のなせる技なのかと思ってましたが戦争と沖縄に対する強い思いの現れですね」「あさイチ見てたら妻夫木くんにつられてこちらも涙目」「けっこうなしっかりとした沖縄のお話で妻夫木くんと一緒に号泣してしまった」などの声が並んだ。
