２５日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「あんぱん」では、嵩（北村匠海）がようやくのぶ（今田美桜）にあの赤いハンドバッグとともに、長年の思いを伝える。のぶも自分の気持ちに改めて気づき、新たなスタートを切る２人。注目の次週だが、予告にはお久しぶりの２人の女性がしっかりと映っていた。

　高知で蘭子（河合優実）から、戦争で生き延びた人間は、亡くなった人の思いも受け継いでいかないといけないのでは？と言われた嵩は、１人で東京へ行き、のぶへ赤いハンドバッグとともに「これからもずっとあなたを愛しています」という思いをしっかり伝えた。

　伝えるだけ伝えて帰ろうとする嵩へ、ようやく自分の気持ちに気付いたのぶは「嵩の２倍、嵩のことが好き」といって嵩に抱きつく。ようやく２人が思いを通じ合わせた瞬間だった。

　そして次週予告。「うっふふふ」と嬉しそうに笑って手で顔を覆っていたのが、嵩の母・登美子（松嶋菜々子）。登美子は朝田家の女性達とちゃぶ台を囲んでおり、なにやら楽しそうな様子。

　しかもそこには嵩の育ての親でもある伯母の千代子（戸田菜穂）の姿もあった。千代子は、嵩が戦地から戻ってきたときに泣き崩れたが、その後、登場はほぼなかった。

　大地震でも千代子の安否は紹介されなかっただけにネットでは久々の２人の“母”の登場に「登美子さんもだけど、千代子さんもいるよね！」「嵩、柳井家の千代子さんとしんさんの心配しないと。まだ生存確認してないよ。東京行ってる場合じゃないよ」「予告に登美子、いたね？」「千代子さん！？」など、盛り上がりを見せていた。