自民惨敗→政局4パターン 橋下氏「僕は意外と」まさか展開を予想 高市氏説は「野党と組めるのか?」と疑問符 連立可能性あるのは1党だけと
橋下徹弁護士が19日、カンテレ生番組「ドっとコネクト」に出演した。
番組では参院選で自民党に関して厳しい結果予測が伝わっている中、「仮に与党が参議院でも過半数割れとなった場合(今回改選で自公50議席未満)」には、その後の政局4ケースが予想されると紹介された。
(1)石破茂首相が続投・連立の枠組み模索
(2)政権交代・野党による連立
(3)石破首相辞任、自民新総裁・新首相のもと連立の枠組みを模索
(4)石破首相が辞任も、党総裁は続投・連立の枠組み模索し、非自民から首相選出
橋下氏は、「シナリオ(2)の政権交代はないです。今の野党が全部一致して1人の総理を出して、皆でまとまっていくことはあり得ない」とした。
「1、3、4の政権変容で、自民・公明にプラスワンが入って固定化する、いわゆる連立政権になる可能性は僕は少ないかなと思ってる。可能性があるとしたら国民民主が、自公国で連立になる可能性があるくらいかなと」と語った。
前の国会では維新と手を組んだこともあり、考えが近い野田佳彦代表の立憲民主党の一部と協力する可能性も指摘され、橋下氏は「連立政権でなく、政策ごとに自公にいろんな政党がその都度入ってくる。僕はそのほうがダイナミズムな政治になるんじゃないかと期待してます」と語った。
自民での首相交代については「自民党から新しい人が、この苦しい状況で出てくるかですよ。少数与党は本当にしんどい」と指摘。石破首相に関しては、言動にさまざまな批判もあるが「ああいう人だから、野党と組めているっていうところもあって。これが高市さんのようにガーンと行く人になると、野党と組めるのかなって気もします」と語った。
「僕は意外にね、皆ここはじっと様子を見て、石破さんにやらせる可能性もあるんじゃないのかな。火中の栗を拾う人はいないのでは」と語った。
