「べらぼう」あれは何だった?突然30秒「火事と火縄銃で暗殺」にネット混乱「伏線?」「撃たれたの誰?」「煙草の看板」 本職煙草屋な人物、蝦夷の桜は粛清か
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第27回「願わくば花の下にて春死なん」が13日、放送された。江戸城で刀が抜かれる音が響き、画面が暗転して終了する衝撃のラスト。激動展開の中、次週20日は「参院選開票速報」が放送され、「べらぼう」は放送休止となり、次回は2週間後。
幕政を握る田沼意次(渡辺謙)、田沼意知(宮沢氷魚)が蝦夷地とロシア貿易に目を付け、天領とするために領地没収を画策していることが松前藩側に漏れた。田沼側は事が順調に進んでいると思い込んでいたが…。
田沼の工作を知った一橋治済(生田斗真)が不快感を示した後に、かつて平賀源内(安田顕)に人殺しの濡れ衣をきせ、獄死に追い込んだ刺客「丈右衛門だった男」(矢野聖人)が再び暗躍した。
一方で刺客登場後の開始15分から、30秒の「謎の場面」が流れたとネットでも話題に。
闇夜に半鐘が鳴り響き、町家が燃えている映像。軒先につられた木の看板には「煙草」と書かれ、「稲毛屋」とも読めるようにも。
続いて、どこか分からないが暗い夜道に武家が逃げてきて、追手を確認して気を抜いたところを、後方に何者かが現れて火縄銃のようなものを発砲。武家は射殺され、その場に倒れた。
すぐに田沼家座敷で意次らが米の高騰について話し合っている場面に変った。
ネットでも「誰か撃たれた」「銃で撃たれた人のシーンは何らかの伏線なんだろうか」「銃で撃たれた人は何だったんだろう」「撃たれたの誰?」「火事、煙草の看板、鉄砲で撃たれるの意味がちょっと分からなかった」「火事があって煙草屋の外で鉄砲で撃たれたのは誰ですか?」との反応が相次いだ。
「煙草」に関しては、物語序盤に平賀源内の山師相棒として平秩東作(木村了)が登場した際に「内藤新宿の煙草屋」とテロップ紹介されていた。
撃たれたのは風貌から、田沼側に松前藩の情報を漏らしていた「蝦夷の桜」こと松前藩士湊源左衛門(信太昌之)との見方も。
前回第26回では、平秩東作と湊源左衛門は、領地没収後の下見のため田沼の間者として松前領に潜伏。松前家の勘定所で働く善吉(ガリベンズ矢野)に頼みごとをしていたが、藩主・松前道廣(えなりかずき)らに動きを知られていたことになる。
