近藤真彦 TOKIO解散「さみしい」田原俊彦の不適切発言「アップデートしていくしか」45周年&誕生日ライブ

 歌手の近藤真彦(60)が12日、東京国際フォーラムでバースデーライブ「Masahiko Kondo 45th Anniversary Birthday Live 2025」の東京公演初日を迎えた。今年デビュー45周年を迎える近藤は代表曲「愚か者」「ギンギラギンにさりげなく」など全29曲を披露。ホールを埋めた5000人を熱狂させた。また公演前には取材に応じ、先月末に解散した後輩グループ・TOKIOについて言及した。

 変わることない若々しさで、ファンと一緒に誕生日を祝う特別なステージ上で輝きを放った。ライブ序盤、生バンドの演奏にのせてファンが「ハッピーバースデートゥーユー」を大合唱。マッチは「サンキュー!いやぁうれしい!最高!」と感謝した。ステージでは名作「サタデー・ナイト・フィーバー」からインスパイアされた衣装とセットで躍動。MCでは、自身が出演した聴力検査啓発CMをなぞる“鉄板ネタ”で爆笑を誘うなど絶好調だった。

 7月19日に61歳となるが、挑戦心が衰えることはない。誕生日当日は富士スピードウェイで開催されるレースの大会に参戦予定。還暦を迎えた昨夏以降も全国ツアーをこなし、舞台やミュージカルにも挑戦した。さらに今冬の45周年記念ディナーショー「永遠の煌めき」の開催と、年末年始には昨年の初演が好評だった舞台「ギンギラ学園物語」の再演も発表した。

 また「自分の曲ではないものに挑戦したい」と先輩である西城秀樹さん、野口五郎(69)、郷ひろみ(69)の楽曲も披露。「軽い気持ちで歌おうって思ったわけではない。僕の曲は後輩たちに歌い継いでいってほしいし、僕も先輩たちの曲を歌い継ぎたいから」と楽曲への思いを口にした。

 公演前には報道陣の質問に答える形でかつての事務所の後輩・TOKIOの解散に言及した。「やっぱりさみしいですよどういう理由があるか、僕は詳しくはわからないが、後輩たちのグループ。いつかそういう時が来るのはグループだから仕方ないけど…」。また、ともにたのきんトリオとして活躍した田原俊彦(64)がラジオでの不適切発言で謝罪したことにも水を向けられ「この歳でも、自分たちの気持ちもすべてアップデートしていくしかない」とした。

 今、何よりの幸せは「カッコつけ抜きに、お客さんの前で生で歌っている時。本当に楽しい」という。そして「お客さんの前で歌うのはこんなに楽しいんだとしみじみ感じている」。還暦を過ぎてなお走り続けるため、マッチは挑戦とアップデートを繰り返していく。

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