佐々木蔵之介「誰も俺のこと知らんなと思ったので」初の東欧４カ国公演に「全然ビビらなかった」
俳優・佐々木蔵之介（５７）が１０日、都内のルーマニア大使館で行われた主演の一人芝居「ヨナ～Ｊｏｎａｈ～」（１０月１日～１３日、東京芸術劇場 シアターウエストほか）東欧ツアー帰国報告記者発表会に出席した。
ルーマニアの国民的詩人マリン・ソレスクの代表作で、５月２１日から６月２６日まで、ハンガリー、ルーマニア、モルドバ、ブルガリアの４カ国で、初めて海外公演を行った。当時を「全然、緊張もほとんどなかった。知っている日本人のお客さんだったら、もうちょっとやばっと思ったですけど、誰も俺のこと知らんなと思ったので、全然ビビらなかった」と振り返った。
約４週間、現地でも稽古を行い「生活環境を整えないといけないということで、食事をどうしようということで、まずモールに行って電子レンジを購入しました。ホテルの部屋に設置して、そこから始まりました」と日常生活を振り返った。
１０月から東京芸術劇場を皮切りに金沢、松本、水戸、山口、大阪で公演を行う。日本公演に向けては「僕自身、見たことがないような作品ができたのではないかと。旧約聖書の知識とか、何の予備知識もいらない。ちょっと東欧なにおいみたいな雰囲気を劇場で体感していただければ」とＰＲした。
