タカトシ 「お笑い鎖国」大阪での洗礼告白「見せしめですよ、あんなの」 錦鯉・長谷川「見ている方がつらかった」
お笑いコンビ・タカアンドトシが6日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」に出演。「お笑い鎖国」と呼ぶ若手時代の大阪で受けた洗礼を明かした。
この日は、錦鯉・長谷川雅紀、とにかく明るい安村と北海道出身の“道産子芸人”4人が集結してトークを繰り広げた。
タカトシは1991年に札幌よしもと芸人の第1号としてデビュー。タカは「やっぱり北海道出身だと、ん?おもしろくないんじゃない?何かしゃべらないんじゃない?ってイメージが付いてて」と北海道に対する先入観があったと明かした。
トシは「でもね。東京に関しては、お笑いの苦労はなかった」と話すと、うなずきながらタカは「大阪の方が厳しかったから。オレら吉本だから、大阪にまず行かされるの。本場のNGK。デビューしてまだ1カ月、“まず行ってこい。NGK行ってこい、なんばグランド花月”。そこでもう大阪の洗礼を受けるわけ。何にもウケない。まったくウケない」と強烈だった体験を告白した。
その後も毎年のように大阪へ行ったものの、タカは「やっぱ大阪はあんまウケない。東京は普通にウケる。東京って、地方出身者の方がほとんどだから。受け入れ体制がいっぱいあるのよ」と東京と大阪の環境の違いを説明。「大阪は、やっぱりお笑い鎖国。あのころは特に。『東京組?ああ、笑わないよ』って感じだから」と苦い思い出を回想した。
若手時代に大阪に行ったことがなかったという長谷川だが、「タカトシが大阪で出てるのは見てるよ、テレビで。みんなホント、ウケてなくて可哀想だなって。ほかの地方の方もウケてない、福岡とか。見ている方がつらかった」と傍目にもつらさを実感したと話した。
タカは「見せしめですよ、あんなの。みんなの前で…見せしめ。『こうなるからな、地方でやってたら』みたいな」と苦々しく語ると、トシも「ショック…つらいよね」としみじみと思い出していた。
