出馬の世良公則 「自民党のステルス」の臆測否定 議員との写真が「意図を持って使われている」
参院選(3日公示、20日投開票)に大阪選挙区(改選数4)から無所属で立候補する意向を示していた歌手で俳優の世良公則(69)が3日、大阪市内のホテルで個人演説会を行い、改めて出馬を表明した。
会見の中ではSNSで浮上している臆測についても言及した。報道陣から「当選した場合、自民党に入るのではないか、と言われているが」と問われると、世良は思わず苦笑。以前から取り組んでいる動物愛護活動や、コロナ禍におけるエンタメ業界の危機を訴える際に、「与党野党問わず、いろんな議員の方と意見交換をさせていただいてきた。その折にいろんな方と写真を撮ったし、動画もあります」と説明した。
その上で「(写真、動画が)ある意図を持って、その方向を匂わせるような投稿に使われている、というのが現実です。今までそういう活動を続けてきたし、これからもいろんな方とお会いして声を届けていきます」と、臆測を否定しつつ、自身のスタンスについて語った。
世良は2日、自身のSNSに「私の出馬に関して、自民党のステルスで票を割る為の刺客だと、SNS上で拡散されていると連絡がありました」と投稿していた。
