「株式会社宝塚歌劇団」スタート 村上社長「より透明性高く」「これからもお客様に夢と感動を」 内部統制強化し取締役の過半数を社外出身者に
宝塚歌劇団が7月1日付で、新たに「株式会社宝塚歌劇団」としてスタートを切った。
代表取締役社長を務める村上浩爾氏は、公式HPで「内部統制システムを強化するとともに、取締役の過半数を社外出身者で構成することで、より透明性が高く、ガバナンスの効いた組織を構築してまいります」と、改めて法人化の意図を説明。そして「今後も引き続き改革・改善に向けた取組を地道に粘り強く、歩みを止めることなく進めてまいりたいと考えています」と強調した。
さらに「『変えるべきところは柔軟に変え、変えてはならないところはしっかりと守りながら、宝塚歌劇をいつまでもお客様にお届けする』という信念をもって、組織運営のさらなる高度化や組織文化の再構築を図り、どのような変化に対しても柔軟に対応していける組織となることを目指してまいりたいと考えています」と未来を見据えた。
続けて村上氏は「宝塚歌劇を新しい時代に相応しい形へと発展させることで、応援してくださる多くのお客様に、これからも“夢”と“感動”をお届けできるよう、劇団員・スタッフ一同が一丸となって精進してまいります」と締めくくった。
