山中則男氏 中山美穂さんは「ファンを大事にする子でした」 芸能界に導いた所属事務所の初代社長 名曲「C」秘話も明かす
昨年12月に急逝した中山美穂さんを芸能界に導いた所属事務所の初代社長・山中則男氏が28日、都内で著書「中山美穂『C』からの物語」(青志社)の出版記念イベントを開催した。
中山さんについて聞かれると「ファンを大事にする子でした」と回想。1985年に「C」でレコード大賞の最優秀新人賞を受賞した際、主催の打ち上げに行かず、原宿の事務所前に集まったファンと喜びを分かち合ったといい「一番盛り上がったんじゃないかな。忘れられない思い出です」と懐かしんだ。
著書には12歳だった中山さんをスカウトしてからの日々や秘蔵写真などを掲載。ブレーク前、中山さんは母親に家を建ててあげたいと願っていたといい「叶えてあげることができた時、苦労してよかったと思いました」と振り返っていた。
