日本音楽事業者協会とフジテレビが開催する、次世代スター芸人を発掘する大会「ツギクル芸人グランプリ２０２５」が２８日、都内の同局で開催され、結成７年目のコンビ・豆鉄砲が優勝。賞金２００万円と、民放５局の人気１０番組への出演権を獲得した。

　独特のテンポが魅力の漫才で爆笑をさらい、去年に次ぐ２度目の決勝で見事６代目王者に輝いた。前回との違いを問われたホセ（３１）は、「なんて言ってもホセが“目覚めた”」とし、１月に除霊したことを告白した。

　ホセは「見える人に『去年まで４体悪霊がついててそれがかなり足を引っ張ってた』と言われた」と説明。日本刀を首に当て、悪霊を切りはらう「御神刀祓い」を行ったとし「ちょっと痛いんですけど、さすがに悪霊も切れたと思ってる。俺もちょっと切れたんで」と負傷したことも苦笑で明かしつつ、優勝という形でその効果を証明した。

　昨年のＭ－１グランプリは準決勝敗退で苦汁を飲んだが、今回の優勝を機にホセは「去年より良い結果になりたい」と気合十分。一方で東健太郎（３１）は今後の目標を「ない」としつつ「でも最終的には宇宙に行きたい」と珍回答をしていた。