松岡昌宏 TOKIO解散に赤裸々な思い「さすがに限界」国分太一のイジメやパワハラは否定

 25日に解散を電撃発表したTOKIOの元メンバー・松岡昌宏(48)が27日、愛知県東海市の東海市芸術劇場で報道陣の取材に応じ、解散の経緯や原因となった国分太一(50)への思いなどを口にした。解散を選んだ苦渋の決断については「さすがに限界だった」と赤裸々な思いを吐露。一方で国分に対し「縁が切れたらぶっ飛ばせないでしょう」と冗談めかしながらも「縁はある」とも語り、30年以上ともに活動してきた盟友との固い絆もうかがわせた。

 国分の不祥事発覚から1週間、そして日本中を驚かせた電撃解散発表からわずか2日。主演舞台を翌日に控えた松岡は、詰めかけた報道陣に自ら近づき、激動の数日間を堂々と説明した。

 松岡はまず「この度は、国分太一のことでご迷惑をおかけしております。お騒がせして大変申し訳ございません」と謝罪し、改めて解散を報告。「率直なところ残念」としながらも、20日の日本テレビ・福田社長の会見を見たことで「城島と自分がこれ以上『TOKIO』を名乗るわけにはいかないと思い、解散を決めました」と経緯を明かした。

 1990年、松岡、国分、城島茂(54)の3人で結成され、山口達也氏、長瀬智也氏が加入して5人組として94年にデビューしたTOKIO。だが2018年5月、山口氏が不祥事で脱退。21年3月には長瀬氏も脱退した。直後の4月には“オリジナル”の3人で「株式会社TOKIO」を設立し、活動を継続してきた。

 それだけに、国分の不祥事はあまりにダメージが大きかった。松岡は「皆さまの『またか』『またかTOKIO』っていうリアクションは、さすがに限界だなっていう感じ」と、心が折れた瞬間を回想。さらに「1人、次に欠けるような時があったら終わりだなって話をしてから立ち上げた」と、株式会社TOKIO設立時の“誓い”も明かした。

 それでも、国分を見捨てるようなことはできなかった。コンプライアンス違反の内容については自身も知らないとし、一部で報じられた国分からの“イジメ”もきっぱり否定。国分のパワハラ疑惑についても「段取りの部分で熱くなることは、彼は熱い男なんで、多々ありました。でも、彼がキレてどうのこうのっていうのは、絶対ないです」と言い切った。

 複雑な思いを胸に秘めながらも「大変ふがいない終わり方で、31年間応援して下さったファンの方には大変申し訳ないんですが、TOKIOという形は終わりました。こんな形で終わらせるつもりはなかったんですが…」と、穏やかな表情で区切りの言葉を発した松岡。「城島茂と松岡昌宏、そして無期休業の国分太一、彼は正直、どうなるか分かりませんが、まだ人生は続きます。もし皆さまの心に余裕がございましたら、どうか見守っていただけたらと思います」と、国分の名前も入れ、努めて明るく呼びかけた。

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