国民的グループ「ザ・ドリフターズ」の加藤茶と高木ブーが２６日、東京・京王百貨店新宿店で行われた、きょうから開催の「結成６０周年記念　ザ・ドリフターズ展　～発掘！５人の笑いと秘宝たち～」（同所で７月８日まで）のオープニングイベントに出席した。

　昨年７月に東京・上野でスタートしたのを皮切りに全国巡回された展示会で、約１年ぶりに東京に帰還。加藤は「驚いたのは子供さんのファンが増えた。６０年たって新たにファンが増えることはうれしい」と展示会の影響もあって起きた変化をうれしそうに語った。

　結成から６０年がたってもその人気が衰えることなく、ドリフターズの笑いが次世代に受け継がれている中で「昔は子供さんは絶対見ちゃダメって親が言ってたワケでしょ？それが今になって喜んで見てくれるってすごくうれしい」と苦笑いで当時を述懐。「だから俺たちは間違ってなかったんですよね、やって良かったんですよね」と改めて、グループとしての活動に自信を込めて言葉を紡いだ。

　人気があるからこそ東京で２回目の展示会が決まったが、加藤は「そういうことなのね」とおちゃめに反応。「まだまだ俺たちも頑張らないとね。元々は５人だったんですよドリフターズ。今はたった２人ですから！」と自虐交じりに今後の活動にも力を込めた。

　その後２人は、来場客へのお出迎えも実施。オリジナルの名刺を渡す粋な計らいを行い、子供から大人まで幅広いファンと交流を楽しんだ。中には２人を見て涙を流すファンもいた。