テレビ朝日系「激レアさんを連れてきた。」が２３日に放送された。

　この日の放送は「息子の不登校をきっかけにラップを作った結果　呂布カルマに刺さって賞を獲得したお母さん」。これまでラップには全く触れてこなかった普通の主婦だったマヨさんの衝撃ストーリーを紹介した。

　「人前に立つのは今でも苦手」と話すマヨさんは、不登校になった息子のヤンチャ歴を回想。同級生に噛みついたり、幼稚園を脱走したりで、パトカーで保護されたことが３回あったと振り返った。

　マヨさんは、愛息がゲームのチャットでは明るく話し、フリースクールでは教員とフリースタイルラップバトルに熱中している背中を見て、思いを伝える手段にラップを選んだ。「息子に挑戦している自分の姿を見せたい」と決意し、自作の歌詞にあふれる気持ちを込めてコンテストに挑んだ。

　ラップは「待望の子供　自由が爆発　パトカーに３回　伝説になった」「不登校になった　自由に育て！」という息子への愛をストレートにつづったもの。

　審査を務めたラッパー・呂布カルマは「技術的なところは未熟だと思うんですけど、でも、だからこそ音楽以上にグッと入ってくる気持ちみたいなものがあってよかった」と称賛。呂布カルマ賞を贈った。

　マヨさんは、現在、ラップバトルを主催するなど「おかんラッパー」として活動している。