「不倫」女性を処罰する法律があった 現役弁護士芸人「男女平等を実現するためなら2通りある」
テレビ朝日系「こたけ法律事務所」が23日に放送され、現役弁護士で芸人のこたけ正義感がMCを務めた。
この日は、「弁論『不倫と報道』」。弁護士の視点から「不倫」を論じた。
こたけは「不倫って、犯罪じゃないっていう風な言い方をよくするんですよ。確かに犯罪じゃないんですけど、皆さんご存じですか?不倫は戦前までは犯罪として定められてたんですよ。姦通(かんつう)罪っていう法律がありまして。結婚してる女性が不倫した場合、処罰されるっていう法律が実際あったんです」と解説した。
つづけて「でも、戦後、男女平等の観点から適した法律じゃないってことで廃止されたんですけど。これ、男女平等を実現するためなら2通りあるじゃないですか。当時も実際その議論があったんです。一つは今みたいに法律自体なくしてしまおうというものと、もう一つは結婚してる男性も不倫したら犯罪にすればいいじゃないかっていう2択があったんですけど」と説明。「当時の男性が一致団結して全力で法律を廃止して今に至るわけですけど。感謝しないとなという…」と笑わせていた。
