「あんぱん」女中・しんちゃん、涙の本音にネットも泣く 柳井家の留守を守った2人の女性【ネタバレ】
24日に放送されたNHK連続テレビ小説「あんぱん」では、嵩(北村匠海)が御免与に帰ってくる。
無精ひげを生やし、薄汚れた兵服で戻ってきた嵩。駅にはのぶ(今田美桜)もいたが、あまりの変貌に全く気づかず。嵩も生気がなく、のぶに気づかない。
柳井の家に戻った嵩を最初にみつけたのはお手伝いのしん(瞳水ひまり)。「お、奥様!」と千代子(戸田菜穂)を連れてくると、千代子は土下座をして「ご苦労様でございました」と言った後、すぐに立ち上がり、「よう帰ってきたね」と嵩を抱きしめる。
すぐに千尋のことを聞いた嵩だったが、千尋は戦死。骨壺の中には小さな木の位牌しか入っていなかった。
嵩は飢えで死にそうになったときに父の夢を見たと伝え「父さんは僕よりずっと優秀な千尋を守ってくれれば良かったのに。生きて帰ってくるのはぼくじゃなくて千尋ならよかったのに」と口走り、千代子は「嵩さん、そんなこというたら、お父さんや寛おじさんに叱られますよ!」と強く叱る。
すると、しんが「うちは戻りたいがです。寛先生がお酒を召し上がって奥様と嵩さんと…千尋さんが笑いよった、あの頃に戻りたいがです」と泣きながら訴える。
ネットでは、夫を亡くし、“息子”2人の無事を祈り続けた千代子と、そんな千代子を支え留守を守っていたしんの涙の言葉に涙。「柳井のお家をいままでずっと傍で共に見てきた女中のしんちゃんだからこその言葉の重み…」「千代子さんとしんちゃんがふたりっきりで留守を守っていた日々のことを思うと…胸が苦しくなるな…」「今日最も涙が噴出したのはしんちゃんが涙ながらに話すシーン、素晴らしい演技でした…」「今朝は女中しんちゃんの涙に撃ち抜かれた…」「千尋の戦死を知らされた時の千代子さんの様子が詳しく描かれなくてよかった。悲しすぎる」などの声が上がっていた。
